医療事故の公表について
令和7年7月23日
この度、鷹揚郷腎研究所青森病院(以下「当院」といいます。)で、下記のとおり、重大な事故が発生して患者様がお亡くなりになられました。お亡くなりになられた患者様のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、患者様及びご遺族の皆様に深くお詫び申し上げます。
記
2024年、感染性腎尿管結石に対する手術のために入院した患者様について、術前の尿培養検査結果を確認することなく、術前に感受性のない抗菌薬を投与し、術後、医師及び看護師は、患者様の状態が悪化していたにもかかわらず、各種検査等適切な医療行為を怠たり、手術翌日、敗血症性ショック及び出血性ショックにより死亡させる事例が発生しました。
本件事故について、当院の行った医療に過失があったとの認識の下、医療事故調査委員会を設置し、事故の検証を行い、その結果と再発防止策をご遺族に説明を行いました。
この度、ご遺族のご了承を得て、調査報告書の概要を示し、本件事故の経緯等についてご報告申し上げます。
患者様及びご遺族の皆様にあらためて謝罪申し上げるとともに、本調査報告書において示された提言を真摯に受け止め、職員一丸となって再発防止に取り組んで参ります。
公益財団法人鷹揚郷
理事長 鈴木 唯司

